2010.05.19 Wednesday
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ヘパリン、怖がることなかれ
産科外来に通うようになって3ヶ月が過ぎます。
最近は診察までの時間も緊張をといて過ごせるようになりました。 そんな余裕を持てたからか、 まわりの妊婦さんの話も自然と耳に入ってきます。 昨日は私と同様にヘパリン治療中の妊婦さん数人を確認。 おなかの大きさからすると既に妊娠後期のご様子。 とても勇気づけられます。 「ヘパリン治療は不自由を強いられる、痛い、怖い、できればやりたくない」 正直なところ、治療を始める前の私はそう思っていました。 在宅治療用の小型携帯ポンプ付きの24時間点滴については 雑誌の記事で知ってはいましたが、仕事を持つ私にはとても無理な話。 ヘパリン治療の対象にならなかった事をひそかに喜んでいました。 ところが状況一転。 妊娠とほぼ同時に血液凝固12因子抗体陽性が明らかとなり 恐れていたヘパリン治療のターゲットになってしまったのでした。 一瞬引いてしまった私でしたが、 「できることはすべてやりたい」という気持ちが勝って ヘパリン隊の仲間入りをしました。 一日2回の自己注射をはじめて2ヶ月半が経ちましたが 注射そのものは慣れてしまえばどうってことありません。 かえって精神安定剤になるぐらいなもんで 「やることやってんだから・・・」と開き直ってます。 待合室の妊婦さんも普通の妊婦さんと何ら変わった様子もなく 前向きに治療に臨まれている印象でした。 実のところ、ヘパリン隊は明るくポジティブなのでした。 (ヘパリン治療の詳細について知りたい方はCLICK!) |
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